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こんなものですが

こんなものですが

森山直太朗

皆さん既にご存じのアーティスト。
僕は、彼を、今年の3月にFMで知りまして、そっこーCD買いました。
鳥肌もんでしたなあ、聴いたとき。国歌にしてもいいんじゃないかと(笑)。
そして、桜前線の如く、じわじわと売れていきましたよね。
カップリングの「手紙」って曲もいいですよ。


 さくら

僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を
さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ
どんなに苦しい時も 君は笑っているから
挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ

霞みゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる

さくら さくら 今、咲き誇る
刹那に散りゆく運命と知って
さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今

今なら言えるだろうか 偽りのない言葉
輝ける君の未来を願う 本当の言葉

移りゆく街はまるで 僕らを急かすように

さくら さくら ただ舞い落ちる
いつか生まれ変わる瞬間を信じ
泣くな友よ 今惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ

さくら さくら いざ舞い上がれ
永遠にさんざめく光を浴びて
さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で


「さくら」とは、僕ら自身のことでもあるんですな。
学校という幹にあった桜のひとつひとつの花びらたち。
咲き誇り、舞い落ち、そして、舞い上がる。

僕は、ほとんど花のことは知りませんけども、桜の花は好きですね。
日本人は心情的に桜は好きらしい。
「花は桜木 人は武士」といいまして、散り際こそ美しい、美しくあれ
という言葉があります。はかなさのゆえに美しい。
惜しまれつつ散る、という美学を感じちゃうのであります。


 夏の終わり

水芭蕉揺れるあぜ道 肩並べ夢を紡いだ
流れゆく時に笹舟を浮かべ 焼け落ちた夏の恋歌
忘れじの人はうたかた 空は夕暮れ
途方に暮れたまま 降り止まぬ雨の中
あなたを待っていた 人影のない駅で 

夏の終わり 
夏の終わりには 
ただあなたに会いたくなるの いつかと同じ風吹き抜けるから 

追憶は人の心の傷口に深くしみ入り 霞み立つ野辺に夏草は茂り
あれからどれだけの時が いたずらに過ぎただろうか せせらぎのように 
誰かが言いかけた言葉寄せ集めても 誰もが忘れゆく夏の日は帰らない

夏の祈り
夏の祈りは
妙なる蛍火の調べ 風が揺らした風鈴の響き
 
夏の終わり
夏の終わりには
ただあなたに会いたくなるの
いつかと同じ風吹き抜けるから

夏の終わり
夏の終わりには
ただあなたに会いたくなるの
いつかと同じ風吹き抜けるから


これまた、日本の叙情豊かな詩である。綺麗だね~。でも、あんまメッセージ性が
感じられないよねえ。綺麗にまとまり過ぎちゃってる感じ。そっか、つまりですね、風景描写豊かだから、その割に心情面の歌詞がかすんでるように思うんだよねえ。




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